ルクレール・ブリアン　ロゼ ド セニエ（2014年ベース）

#シャンパンお婆ちゃん
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ルクレール・ブリアン　ロゼ ド セニエ（2014年ベース）

ピノ・ノワール100％
ドサージュ4g
デゴルジュ2021年

醸造責任者のエルヴェジェスタンが特によかった年として挙げる2014葡萄を使用したボトルです。
ピノ・ノワール100％を2日間にわたりマセラシオンしたこのシャンパーニュは、赤ワインに近い濃い色調と共に、熟したレッドチェリー、リコリス、ブラッドオレンジの豊かな香りが特徴です。樽熟成によって骨組みがしっかりとし、フェノールはスムーズに溶け込んでいます。

＜ルクレール・ブリアン＞
1872年に創業されたシャンパーニュメゾンで、1980年代から有機栽培を導入し、自然派シャンパーニュの先駆者として知られています。
後継者がいなかったため2012年にアメリカ人投資家に買収されましたが、エルヴェ・ジェスタンの尽力により一部畑を買い戻し、新しい醸造所が設立されました。
ジェスタンは、デュヴァル・ルロワ、ルイ・ロデレール、フルーリー、ブノワ・ライエといった著名なシャンパーニュメゾンの醸造責任者を務めた後、ルクレール・ブリアンのオーナー兼醸造責任者に就任。
彼の指導のもと、革新的な醸造技術が導入され、アンフォラや内側を金でコーティングしたバリックといった様々な実験的な発酵・熟成容器が用いられています。
特に注目すべき実験的アプローチの一つが、「アビス」と呼ばれる深海熟成ボトルです。
このボトルは、一定期間海底で熟成されることで、圧力や温度が異なる環境下でシャンパーニュの風味が進化します。
エルヴェ・ジェスタンの豊富な経験と直感を活かしたこの新しい試みは、ルクレール・ブリアンを再びシャンパーニュ業界の注目株にしました。

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